１９８７年９月に設立され、第１区９７Aフォ・ドク・チン通りに位置。
建物は元々中国人商家HuiBonHoa（Hoaおじさん）の自宅でありフランス人建築家により建てられたものでした。
現在、美術博物館として、３つのセクションに分けて展示されています。
この絵画展は、日本で初めてベトナム絵画のパイオニア的作家の作品が展示された展覧会です。
華やかなベトナム独自の漆絵の巨匠グエン・ジア・チイ、
フランスでも評価を得た絹絵の世界を方向付けたグエン・ファン・チャン、
西洋の油絵をベトナムに紹介し、その後社会主義リアリズムの道を開拓したト・ゴク・ヴァン、
新聞紙に描く武器を持つ少女像が印象的なチャン・チュン・ティンなど、多彩な作品を紹介されました。